疲れていた 3000㎞だろうか?4000㎞だったろうか?記憶はおぼろげである。そんな距離を昼夜問わず走った。
体はとても疲れていて休息を欲しがっていた。でも、それとはうらはらに、意識がライディングしたいと欲するのである。
その時にふと思ったのが、何故 自分はバイクにまたがって走るのだろうか?という問いだった。疲れた体を引きずって昼にマグナとライディングした。その問いの答えは突然にやって来る。
そんなにスピードは出ていない アクセルはフルスロットル少し前。カーブにはいる訳でもなく橋を手前にしたストレートだったと思う。そんな道でマグナと一体になれた時だった。
自己の卑しさやいやらしさ、欲や醜い願望 等々。全てを置き去りにして無になった。その時に自分に残った感覚は、人のためにライディングするんだってことだった。
そんなバイクと一体になれたライディングは楽しく、心から楽しくてしかたがない。疲れも忘れていたと思う。そうして、また日常に戻ったら、人にやさしくなれたり、少しだけひとのためになりたいとおもえる自分がいた。
それが、私のライディングの意義なのだと思う。それが、私のライディング。
フライフィッシングショップの方向性も、このライディングの経験で決まったように思います。売上うんぬんではなく、人のためにしてみたらと言うことでした。
私のショップは品揃えも少ないです。私自身もフライフィッシングの腕も大したこともありません。
だから、フライフィッシングにたずさわる者として謙虚にこの事実をうけとめて、広くフライフィッシングの楽しさを知って頂いたらということでした。
これでも20年はフライフィッシングをしてきました。初歩的なことならお教えできると思います。釣り方の指南までは難しいですが、キャストが上手くできない、基本的なタイイングが上手くいかないという方なら、少しばかりお役に立てると思われます。
宜しければ、川と湖に遊びに来てください。お話しだけでも構いません。お役に立てれば幸いです。
フライフィッシングショップ川と湖
とても小さなお店です。
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